葬儀までの三日間、家族3人と犬と猫とで過ごしました。

ファイナルメイクの先生が来てくれて、頭の傷を目立たなくしてくれました。お化粧もしてくれて、本当に綺麗な顔になりました。母が尊敬していた先生で、その先生に習って母もファイナルメイクをしていたみたいです。

浴衣からスーツに着替えて、いつも通りのビシッとした母を見て、また涙しました。

夜になり、リビングにあるソファーで私は寝る事にしました。母の家には犬が一匹と猫が二匹います。猫は人になつかずに、私がいるのでクローゼットの奥に隠れて出てきません。ふと目を覚ますと猫がリビングのほうに出てきていました。

母の横に行ってみたり、テレビ台に乗って母を見ている感じでした。唯一母にはなついていたみたいです。それを見てまた涙して。

無門庭園に移動して、納棺

納棺の日は、とても寒い雪の日でした。

無門庭園の個別安置室で葬儀までの日を過ごします。24時間で22000円です。個室なので故人に付き添う事もできるし、病院からの受け入れも24時間OKみたいです。

納棺は母のよく着ていた服や、好きだったメロンパンを入れました。なんだかまた穏やかな顔になったような気がします。

私はいったん家に帰り葬儀の準備や葬儀で飾る写真の準備をしました。

子供のころの写真を見ていると、本当に大切に育てられたんだなぁと改めて思いました。

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終活は思っているよりも大変で、なかなか始められないものです。

しかし、これからの人生を有意義に過ごす為だったり、大切な人、家族の為にはとても大切な事なのです。一人ではなかなか進まない終活も、専門家と一緒なら先に進めると思います。

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